ペン字上達のための練習方法3選

ペン字上達のための練習方法について、私が現在やっていることと、検討していることを書いていきます。

クセ字がコンプレックスの私が検討したものですので、同じような悩みを持つ方はぜひ参考にしてください。

方法それぞれのメリットとデメリットも合わせて書いていきます。

その1:インターネットからお手本を探して印刷する

まずはインターネットを活用する方法です。

メリット
◎コストがほとんどかからない
◎手軽
◎自分の書きたい課題を選べる

デメリット
△お手本の統一性を保つのが難しい
△練習する文字が偏る可能性がある
△自分の問題点に気づきにくい

インターネットからお題を探し、練習する方法です。

コスト的にはインターネット料金等がかかりますが、現在は多くの家庭ですでにネット環境を備えているので、ペン字練習のための追加コストとしては考えなくてよいでしょう。

また、教本などと違って自分の書きたいものを自分で選ぶことができます。

自分の問題点をよく理解している人ならば、よい練習方法になります。

が、文字全般的に苦手という方や、クセ字の人にとっては最善の方法とは言えません。

とくにクセ字を直したいという人は、お手本を統一したほうが良いでしょう。

例えば、同じ「ま」でもお手本を書く人で異なります。

これは私が今iPadで書いた「ま」です。

わかりやすくするために極端に書いています。

お手本によっては左の「ま」のように楕円形に丸をつくるものもあれば、右のように三角に結んでいるものもあります。

それぞれの「ま」を書いた人を調べましたが、どちらも書道家の方でしたので、どちらでもよいのでしょう。

しかしながら、練習する方としては混乱します。

字にはこのような違いがたくさんあります。

なので、自分で選んだ手本の統一性を見極められる人や自分の問題点がわかっていてピンポイントで練習したいという人以外は、インターネットでお手本を探すのは難しいでしょう。

その2:練習帳を購入する

書店や通販などで、練習帳として販売されている本を購入する方法です。

メリット
◎お手本に統一性がある
◎手軽
◎ステップアップしていくように作られている

デメリット
△自分にあった練習帳を探す必要がある
△自分の問題点に気づきにくい
△モチベーションを保つのが難しい

この方法のメリットは、ほとんどの練習帳はお手本に統一性がみられるということですね。

また、最初は画数の少ない平仮名から初めて、だんだんと難しい漢字を練習するようになり、練習帳によっては手紙の文章や履歴書など実用的な例文を練習するというものもあります。

しかしながら、自分の問題点にやや気が付きにくいですね。

また、練習量が少なくなりがちです。

私も複数の練習帳を購入しましたが、分厚い練習帳というのはなかなか販売されていませんので、スペースが限られます。

上中下というようなシリーズ物の練習帳を購入して、練習スペースが十分にあるものを探すという手もありますが、孤独な練習スタイルのため、モチベーションを保つのは難しいでしょう。

その3:通信講座を受講する

通信講座を受講する方法です。

メリット
◎お手本に統一性がある
◎添削指導があるので、自分の問題に気づきやすい
◎長期間モチベーションを保ちやすい
◎ステップアップしていくように作られている

デメリット
△コストがかかる
△選択肢が少ない

通信講座のメリットは何といっても添削指導でしょう。
「なんか変な字だけど、どこがどう悪いんだろう…?」
ペン字の練習をしていると、こんな壁に当たってしまうことは少なくありません。
そんな時、丁寧な添削指導のある通信講座を選んでおけば、自分の問題点に気が付きやすくなります。
また、指導を経験しておくと、上手な人の字を見るときに自分の字と比べてどこが優れているのか分かる機会も増えてきます。
また、お手本も数冊に渡って統一性がありますのでわかりやすく、十分な練習量も確保できます。
デメリットとしては、やはりコストがかかってしまうこと。
そして、ペン字の通信講座というのは選択肢がそこまで多くありません。
選んでおいて間違いないというものを上げるなら、ユーキャンか日ペンのがくぶんでしょうね。
資料請求してみたところ、がくぶんの添削指導は非常に細かく、きちんとこなせれば「字が綺麗」というレベルを超えられる可能性があります。
一方のユーキャンは、添削は的を絞ってわかりやすく、「美しい字を書きたいというより、だれに見せても恥ずかしくない字が書きたい」という人に成果が出るでしょう。
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【追記】2021年9月21日

この記事を書いた当時、私は通信講座の受講をまだ迷っていました。

また、日ペンにするのかユーキャンにするのかも考えなければいけません。

私は色々と検討した末、日ペンを選びました。

検討した材料や講座同士の比較等をまとめた記事を書いていますので、ペン字の通信講座を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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ペン字の練習方法まとめ

それではこの記事をまとめておきます。

まず、最も安く、手軽な方法は、インターネットを使ってお手本を探して練習する方法です。

次に、コストが低く、手軽さもあり、お手本の統一性もあるのが書店などで練習帳を購入する方法。

最も練習の成果が実感でき、効果の高いのが通信講座を受講する方法です。

どの方法にも、メリットとデメリットがありますので、あなたにあった練習方法でペン字の上達をはかりましょう。

私は、以前からインターネットでお手本を見つけて練習する方法をやっていましたが、すぐに挫折…

今回、このブログを立ち上げてからは、書店で練習帳を購入しました。

ただ、やはりこの方法では上達に限界があると感じていて、通信講座の資料請求をしました。

もし、受講することになったら、このブログでも紹介していきますので、ご期待ください。