本日はLAMYの限定モデル「Thinking tools AL-star」をご紹介します。
パイロットのカクノで万年筆デビューしたのですが、そろそろ他の万年筆も欲しいなと…
そこで、以前から気になっていたLAMYの万年筆を検討していました。
最初はサファリを買おうかなと思っていたのですが、SNSで記念限定モデルのアルスターを見かけて、購入することにしました。
せっかくですので、レビューというか紹介をしていこうと思います。
限定 Thinking tools AL-star 製品紹介
それでは製品紹介をしていきます。
欲しかったもののパッケージというのは、テンション上がりますね!
おぉ!かっこいいですね~
開けた瞬間、買ってよかったなぁと感動しました。
LAMYとは?
私のブログでLAMYの製品を紹介するのは初めてですので、軽くブランドについても触れておきますね。
LAMYはドイツの筆記具メーカーです。
設立は1930年。
万年筆のほかに、ボールペンやシャープペンシルなどを製造しています。
LAMYの製品はほとんどがドイツ国内の自社生産で行われていて精度が高く、デザインも他にはないような個性的なものとなっています。
Thinking tools AL-starは何の記念のモデル?
LAMYの万年筆といえば、サファリですよね。
今回ご紹介するアルスターはサファリの上位モデルという位置づけで、ボディがアルミ製になっており、軸も少し太くなっています。
見た目も、カジュアルな印象のあるサファリと違い、落ち着いた印象がありますね。
そして、今回ご紹介する「記念」モデルですが、何の記念かというと…
2018年に六本木で、LAMYのペンのデザインに焦点をあてたthiking tools展が開催されました。
これを記念して発売されたスペシャルバージョンのアルスターです。
その展覧会がlamy2000の誕生した1966年から50周年を記念して企画されたということで、本モデルには「50」の刻印が入っています。
1966年にちなんで、国内では1966本の限定販売となっており、販売されているのも、展覧会が開催されたドイツと日本のみです。
それではスペックを確認しておきます。
ペン先 | EFのみ |
サイズ | 長さ:収納時約139㎜・筆記時約171㎜ 胴軸径:約13㎜・キャップ径:約15㎜ |
重さ | 約22g |
インク | カートリッジ・コンバーター両用式 ※コンバーター別売り |
対応コンバーター | LZ28 |
デザイン的にはチープ感なく、塗装も綺麗だし、製品精度も高いですね。
書くまでは分かりませんが、かなり期待が持てます。
字幅はEF(極細)のみということで、漢字をよく書く日本人に向けて、ということでしょうか。
AL-starを使ってみた感想
私は普段カクノのFを使っているのですが、アルスターは海外のメーカーだけあって、EFでもカクノのFよりだいぶ太く感じます。
ほとんどの場合、EFはそのメーカーの中で最も細い字幅ということになりますが、それでも日本のメーカーと比べると太いですね。
普段から日本メーカーの万年筆をお使いの方は、同じ感覚で海外メーカーの字幅を考えない方がよさそうです。
普段Mの人なら海外メーカーの場合、同じような太さが欲しいならFを検討するとか、ネットでの注文だと試し書きもできないので、よく考えてから注文しましょう。
肝心の書き味ですが、カクノとの比較だと字幅も太くなってインクの出る量が増えた分、なめらかには感じますね。
程よい抵抗感があって、個人的にはかなり気に入っています。
最近のTwitterの書写は、ほとんどこのアルスターで書いています。
字が下手なのはご容赦ください(笑)
持ち手の部分も三角形になっていて、自然と正しい持ち方ができやすい形ですから、ペン字を練習している私のような人にもおすすめです。
私の購入したサイトでは、まだ在庫があるようなので、欲しい方はぜひお早めに検討してください。