カクノはパイロットより販売されている初心者向けの万年筆です。
ペン字の練習をしている人は、万年筆が気になってくると思います。
私もその一人で、とくにSNSを見ていると多くの人が万年筆を使って書写をしていて、日に日に万年筆に興味がわいてきました。
でも、万年筆というと高価なイメージのある文房具ですよね。
字がうまくなってから手を出そうと思っていましたが、今回手ごろなこの万年筆を見つけ、購入することにしました。
カクノってどんな万年筆?
それでは、カクノがどんな万年筆なのか、スペックから紹介していきますね。
スペックは公式ホームページから引用させていただきました。
引用元:https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/kakuno/
- メーカー:パイロットコーポレーション
- 種類:万年筆
- サイズ:最大径φ16.0㎜・全長131㎜
- ペン先:特殊合金
- ペン種:EF/F/M(ラインナップによってはF/Mのみ)
- 適合コンバーター:CON-40 ※カートリッジインキも使用可能
ペン種の部分は細さと思ってもらえれば大丈夫です。
極細、細字、中字といった感じですね。
カクノの製品内容
それでは、製品内容を見ていきましょう。
- カクノ本体
- キャップ
- カートリッジインキ(ブラック)
- 説明書
※バリエーションによって、内容物は多少ことなります
限定モデルなど、コンバーターが付属しているものもあるようです。
コンバーターは別売りでも販売されています。
【追記 2021年8月25日】
コンバーター付きのカクノも購入しましたので、紹介記事を書きました。
ぜひ参考にしてください。
カクノを使っているけど、カートリッジでは色が限られる…コンバーターを使って好きなインクを使いたいけど、使い方が分からない…こんな悩みをお持ちの方に向けた記事です。私も最初は文房具店でノーマルバージョンのカクノを購入[…]
カクノの特徴
カクノの特徴は、なんといっても非常に安価であるということ。
そして、大きめの文具店や商業施設の文具売り場であれば、大抵置いてあるという入手のしやすさですね。
また、持ち手の部分が三角形になっており、自然と正しい持ち方になりやすいです。
カクノの使い方
それでは使い方を見ていきましょう。
まずはこのように本体の持ち手部分を回して分離させます。
次に、インクカートリッジを挿入します。
グッと差し込んでみてください。
向きは画像を参考にしてください。
しばらくしてもインクが出てこずに書けない場合は、インクカートリッジの横からつまむように優しく押してあげます。
ドバっとインクが出ちゃわないように気を付けてくださいね。
もとに戻して、完成です。使わない時は、このようにキャップを付けておきましょう。
カクノを使ってみての感想
実際に使ってみましたが、非常に書きやすかったですね。
万年筆初心者ではありますが、いままでとっつきにくかったイメージがガラリと変わりました。
書いていて楽しいですし、万年筆を使って書く喜びも得られます。
なんといっても、とめ・はね・はらいという漢字や平仮名の特徴的な書き方もメリハリが容易につけられます。
最初は安価な万年筆だと思って、そこまで期待していなかったのですが、製品としての精度も高いです。
パッケージから見えない部分の製品のバリとうもありませんでした。
これだけ安いと、お気に入りのインクごとに用意しておくのもよいでしょう。
私も字が上達するのに合わせて本数を増やしていこうと思っています。