本日はエルバンのガラスペン『つむぎ』をレビューしていきます。
この「びもろぐ」ではインクのレビューもしていますが、インクはたくさんの種類があって、私の手元にもだいぶ増えてきました。
今まではインクを増やすたびに「カクノ」に入れていました。
カクノといえば、コンバーター付きのタイプでも格安の部類に入る万年筆。
カクノを使っているけど、カートリッジでは色が限られる…コンバーターを使って好きなインクを使いたいけど、使い方が分からない…こんな悩みをお持ちの方に向けた記事です。私も最初は文房具店でノーマルバージョンのカクノを購入[…]
とはいえ、さすがにインク増やすたびに万年筆も増やしていたのでは…
ということでガラスペンを購入することにしました。
エルバン つむぎの製品紹介
それではエルバンのガラスペン、つむぎを紹介していきます。
ブランド名 | エルバン |
寸法 | 長さ180㎜×太さ17㎜(一番太い部分) |
価格 | 税込3,300円(2021年9月28日現在)※Amazon |
カラー | コーラル・サーブル・ターコイズ・ブルー |
価格は私が購入したAmazonでの価格です。
ブランドのエルバンは海外のメーカーですが、ガラスペンのブランドとしては有名だそうです。
国産のものだと、結構なお値段のするガラスペンなので、ここまで低価格だと逆に心配になってきます。
が、Amazonでは千円台のガラスペンも売ってますからね…
それらからすると倍のお値段になりますから、期待してもいい…のか?
そもそもガラスペンって、素人の私にも使いこなせるんだろうか…

質素なパッケージです。
値段相応ですかね。

ガラスペンは繊細な文房具ですので、中身さえ無事であれば、パッケージが質素でもよいですね。
破損個所なく届きました。
取り出してみましょう。

おぉ!綺麗!!
正直、あまり期待していなかったのですが、美しいです。
さすがガラスペン。
この値段でこれだけ美しいのだから、国産の有名どころのガラスペンはどれほど美しいのだろう…
持ってみた感じも、変なバリが出てるということもなく、しっかりとしています。
ペン先は思ってたよりも太そうです。
こればかりは個体差があるのは仕方ないですね。

インクを付けてみました。
これはなかなかテンション上がりますね!
ガラスペンにインクが付いた姿はとても美しいです。
エルバンのガラスペン「つむぎ」を使ってみての感想
せっかく、インクも付けたことだし、さっそく試し書きしてみましょう。

右側がエルバンのつむぎで書いたもの。左側はインクのレビューの際にカクノで書いたものです。
やはり結構太めですね。
太い方が好みの方は良いでしょうが、私は細かい字も書いてみたかったので、やや残念。
ちなみに使用したインクはパイロットの色彩雫 シリーズの紅葉です。
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カクノで書いた時とはまた違ったインクの印象になりました。
線が太めの分、インク量が多くなって濃くなりましたね。
書き味としては、引っ掛かりがありますが、想像以上に滑らかでした。
ガラスペンはもっとガリガリとした書き心地かと思いましたが、そこまででもなかったですね。
何より、インク持ちがかなりいいです。
ふだんやっている書写なら、一回インクを付ければ書ききれそう。

水で流してふき取れば、このように綺麗になります。
メンテナンスとしてもめっちゃ簡単です。
いろんなインクが使えるし、便利なので買ってよかったですね。
ガラスペンが欲しい方は、値段もリーズナブルですし、エルバンのつむぎを検討してみてはいかがでしょうか。
それでは今日はこの辺で。