書評 百万の太陽


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SF THINK

書評 百万の太陽


中学生の頃のラジオドラマです。
本がSFについては遅れを取っていたというのに
ラジオドラマでは
こんなハイブローなSFをやっていたというのは
特筆に値すると思い
取り上げてみました。

どんな風にハイブローかというと
堂々真正面から
宇宙創世記をメインテーマに取り上げていました。

テレビも既に普及していたと記憶しますが
テレビでは
一般受けを義務付けられていたのか
せいぜいまぼろし探偵の
空翔ぶオートバイや空翔ぶ車が出てくる程度でした。

円谷プロが特撮でTVに参入してくるのは
「ウルトラQ」以降でしたので
空を翔ぶ画面はらららっと誤魔化してあった記憶があります。

その点
ラジオは聴覚だけ
いくらでもイマジネーションを膨れ上がらせることが出来ました。

そのせいか
あるいはテレビに飽きたらなく思っていた諸才能が集結したのか
ラジオドラマは実験室の様相を呈しておりました。
ちょうど任天堂のファミコンの
ディスクシステムの様な状態と言ったら良いのか。
野心作や意欲作が一杯。

海底牧場のことを扱った「応答せよゼノン」でもそうだし
「宇宙人類ノバ」もそうでした。
小松左京のところで述べた「日本アパッチ族」も先に
ラジオドラマで発表されたのでした。

そして
この「百万の太陽」を紹介するに当たって
「まてよ?」とサイトで検索してみたら
「やっぱり……」、監修福島正美とありました。
「SFマガジン」初代編集長になった方です。

それで
あのたかが子供だましのラジオドラマが
本格的SFの格調を備えていた理由が胸落ちしたわけです。
ついでに
こうした新しいカルチャーが生まれていく過程が
何となく少しだけわかった気持ちになりました。

ラジオ、SF、テレビ、特撮……。
皆時代の異端児の様相と
高い志を持っておられたのだと。


SF THINK 提供著者:由宇 幸輔
利用小説サイト
クリエイターマイページ
著者様には許可を得て、当サイトに紹介しております。


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