真面目に研究されているテレポーテーション


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真面目に研究されているテレポーテーション


「シュレディンガーの猫」で有名な
確率的状態関数ですね。
観察することによって
波束は収束して
生きているか死んでいるか
どちらかに決定するのです。
ところが量子論には
もっと面白いことが有りまして
二つの量子がお互いに
相関関係を持ち会う現象があります。

簡単にするため今
一つの粒子が分解して
二つの量子になったとします。

この時
一つは白い量子
もう一つは赤い量子になると
仮定します。

実際には色ではなく
スピンという性質をつかいますが
簡単にするため
赤玉と白玉になるとしてください。

但し
どっちが赤でどっちが白かは
観察してみるまでわからない。
そして
こっからが驚くべきことですが
片方が赤なら
もう片方は
観察された瞬間に
忠実に白になるのです。
遠く離れてしまっても
まあテキトーで良いや
とはならないのです。

これはどういうことかというと
何万光年もはなれていても
相棒が今
「観察されたゾ! 相棒は白だ」
「じゃあこっちは赤だ!」
ということが
瞬時にして伝わるということです。

アインシュタインとしては
これはおかしいよね。
だからコペンハーゲン学派の言う
確率的解釈は
間違っているよね
と言ったつもりでした。

ところが
アスペさんやら
最近では古澤さんやらが実験して
いや、そうなっているよと
証明しちゃったのですよ。

超光速で情報が伝わるなんて
相対性理論に違反しますがな
と慌てた人達が考えたのが
「隠れた変数」でした。

一見同じに見える包みが
実は中身はダイヤとルビーであるように
見えないだけで
実はすでに何か別の条件で
赤玉と白玉に
予め決まってしまっているのだよ
という考え方です。

だから何万光年隔たっていても
最初に決まっていた結果を
呈示するだけだよ
そこに
何も情報伝達は起きてはいないんだよ
というのです。

でもこれは間違っていると
証明されてしまいます。
難しくて解説出来ませんが
「ベルの不等式」という命題が
成り立たないということで
証明されてしまいました。

結論から言うと
情報は光速を超えて伝わる
ということらしいのです。
これが「EPR相関」で
「量子テレポーテーション」とか
「クォンタム・ジャンプ」と言われる現象です。
そして
量子コンピュータや
超光速通信へ応用しようとして
現在真面目に研究されている事柄なのです。


SF THINK 提供著者:由宇 幸輔
利用小説サイト
クリエイターマイページ
著者様には許可を得て、当サイトに紹介しております。


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